【owners】初めての無料撮影ブースを終えて ─ 機材・運営・メンタル面などの振り返り
- 14 時間前
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今回は、自分自身への振り返りの記録です。技術的な話や当日の運営の話を中心に、初回で見えたことを残しておきたいと思います。
振り返りは、「技術・機材」「当日の流れ・運営」「メンタル面」「SNS」「質問設計」の5軸で書いていきます。
1. 機材の振り返り
固定の撮影スタジオなどを持っていない、または今回のように会場に出向き撮影する場合、撮影現場ごとに、最適な撮影セットを見極めていく必要があります。人通りが多い場所、背景に奥行きがとれない場所など、条件はさまざまです。

今回は、背景が大きな窓ガラスで日中の太陽光をダイレクトにうけ逆光となる場所でした。コンパクトめに抑えつつも機材はひととおり持っていったので、今回はキーライトを設置する形で顔の明るさを調整していました。なので、それ自体は問題なかったのですが、特にそのライトの充電を含む電源/充電まわりが、改善できる点です。カメラもそうですが、特にキーライトとモニターが予想以上に充電の消耗が激しい。フルで30~40分も回していると、気がつけばほぼ充電がなくなっていて少し焦りました。
延長コードにも注意です。各会場のコンセント環境に左右されず、給電し続けるためには延長コードが必須ですが、今回は安物の延長コードを持っていたため、かなり充電が遅くなりました。60W以上などの急速充電に対応しているものを持っていくようにします。
カメラやモニターの予備バッテリー、急速充電できるバッテリー、急速充電に対応した延長コード、急速充電に対応したケーブル、これら電源まわりの準備を万全にしておくことで、安心して撮影できる土台ができます。
また、三脚については、大型三脚に切り替えます。今回使ったのは、三本脚の上にさらに1本のエレベーター(センターポール)が上に伸びるタイプの持ち運びに便利な三脚だったのですが、途中でカメラやモニターを触る際に、多少画面がブレてしまうことがありました。特に動画撮影のシーンでは、カメラの真下まで三本の脚が続くような、安定した大型三脚が必須です。また今回のように立ちで撮影する場合でも、身長の高さに困らないように180cm以上の高さに対応できる三脚という観点も重要です。
2. 当日の流れ・運営の振り返り
開場の1時間半前に会場入りしました。設営自体はスムーズにいけば30-45分前後でできるので、余裕をもって準備ができます。
今回は母子保健教室の一角で実施している有志による無料撮影会なので、妊婦さんにこちらからお声がけをします。会場に入られた方に、片っ端からチラシを配りお声がけする形となります。ただ、皆さん基本的には"お話を聞きに来ている"場です。動画を撮ってもらう心づもりで来られている方は、ほとんどいません。「化粧をしていないので」「マスクを外したくない」といった理由で遠慮される方も多くいらっしゃいました。そうした方が大半であることを前提に失礼のないようお声がけをします。
撮影のタイミングは、開場時・途中の休憩・閉会後の3回。結果、撮影させていただいた組数は、最初が4組、中間が5組、最後が2組でした。最初と中間は、これから話を聞くまでの待ち時間ということもあり、待ち時間にならと撮影をうけてくれる方がいらっしゃったと思いますが、一方で閉会後は、話を聞き終え満足して帰られる方が多く、撮りたいと言ってくださる方は少なめでした。40-50組のうち、11組の撮影ができたため、すでに興味のある方は撮影していた可能性もありますが、思っていた以上に最後の時間帯はハードルが高かった、という所感です。
また、フローで大きな反省がありました。撮影した動画は、後日、編集したものを LINE でお送りします。ですが今回は現場の忙しなさもあり「あとで LINE を送ってください」というお願いの仕方にしてしまいました。結果、11組撮影させていただいたうち、今のところ10組しか LINE が返ってきていません。せっかく撮影したのに、1組の方に動画をお送りできない状態になっています。今後は「その場で LINE を送っていただく」フローに切り替えます。せっかくのプレゼントを無駄にしないために、ここは徹底します。
3. メンタル面の振り返り
今回、声がけの約8割は断られました。繰り返しになりますが、皆さん撮影のために来ているわけではないので、当然の割合です。
まず大事なのは、こちらからの伝え方"だと思います。「撮影しませんか」だけでは、「いえ、大丈夫です」で終わってしまいます。"何のために撮るのか"。「こういう想いを残すことで、将来お子さまにメッセージを届けることができます!今しかないこの瞬間に撮りませんか?」ということを論理的 & 情緒的に伝えられて初めて、説得感と納得感をもって聞いてくれるのだと思います。これは、スタッフ全員が同じように話せる内容になっている必要があります。
また、声がけの際は、目も合わせずに「大丈夫です」と断られることもあります。それでも心を折らず、むしろ"8割は断られるという前提で臨むことが大切です。断られても話を聞いてくれたことへの感謝を伝えます。
断られるのはもちろん嫌ですが、自分自身のことだけに目を向けていても、ことは前進しません。そのご夫婦とお子さんの将来に、素敵な動画を残すんだ、というコミットを持って動く。そういうメンタルでいないと、10回続けて断られた時などには、心が折れてしまいます。未来の視点から今の行動に落とし込んで進んでいく、その姿勢が必要だと感じました。
4. SNSの整備
あわせて、SNS の整備もしておこうと思っています。今回撮影させていただいた方のうち「SNS に載せていいよ」という方、そして過去に撮影させていただいた妊婦さんで「メッセージを公開していいよ」という方は、お子さんへのメッセージや今のお気持ちを1分ほどの総集編にして、SNS に投稿していきます。「こういう動画になるんだ」というイメージを膨らませたうえで、撮影に臨んでいただけたら、という狙いです。
5. 質問設計の振り返り
質問の内容についても、振り返りがあります。当初は「お子さまへのメッセージなど、自由にお話しください」とお願いしていました。ただそれだけだと、「無事に生まれてきてね。以上です。」というふうに、本当に一言で終わってしまう場合がありました。それ自体は悪いことではありません。けれど、お子さんが大きくなったとき、きっと一言よりも、もっとご両親の想いを聞きたいはずだと思うのです。
そこで途中から、質問を2つに分けました。1つ目は「妊娠期といういま、感じているお気持ちを聞かせてください」という、ご両親主体の問い。2つ目は「お子さまへのメッセージ」という、矢印をお子さんに向けた問いです。この二軸にすることで、動画に厚みが出るようになりました。

こうした動画で僕が大事にしたいのは、こんな視点です。もし自分が30年前にタイムスリップして、当時の親に1〜2分だけ質問できるとしたら、何を聞きたいだろう?そのとき聞きたいであろうことを、僕らが"代弁者"として、今ご両親に質問する。そう考えたときに行き着いたのが、この2つの問いでした。生まれてくるお子さんが将来この動画を見たとき、疑似的に30年前の親と対話し、その想いや考えに触れられる。そんな動画にしたいと思っています。
おわりに
初回ということで、たくさんの反省点が見えました。それでも、11組の皆さんが本当に力を入れて撮影に協力してくださったことに、あらためて感謝しています。有難うございました!

ここで見えたことをブラッシュアップし、内容も精査して、これからの活動に活かしていきます。
KAIDOH'S FILM
2026.08.03

準備から集客まで、めちゃくちゃ助けられました!まゆちゃんありがとう!!


